GMOインターネットのマイニング事業
GMOインターネット株式会社が、2018年3月5日に公表したマイニング事業における収益は、2ヶ月で約2億8,000万円になりました。
当社は、北欧にてマイニングセンターを配置し、2017年12月20日から仮想通貨のマイニング事業を開始しています。
採掘しているのは、ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)の2種類。
今後、2018年度内にハッシュレート(採掘速度)を3,000PH/sまで拡大することを目標としています。
私自身もこじんまりとプライベートマイニングを行っておりますが、自宅のマイニングに用いるGPU1枚のハッシュレートは20MH/sです。
1MH/s=1秒間に1メガ(100万)回ハッシュの計算を行うことに対して、
1PH/s=1秒間に1ペタ(1,000兆)回ハッシュの計算を行うことを考えると規模の大きさが伺えます。
そもそも「1ペタ」なんて単位を私は今回初めて知りました。
GMOのマイニング事業の採掘報酬
【2018年1月】
93BTC(1,093,163円/1BTC)→101,664,159円(約1億166万円)
25BCH(159,348円/1BCH)→3,983,700円(約398万円)
単月合計:105,647,859円(約1億564万円)
【2018年2月】
124BTC(1,132,780円/1BTC)→140,464,720円(約1億4,046万円)
287BCH(131,655円/1BCH)→37,784,985円(約3,774万円)
単月合計:178,249,705円(約1億7,824万円)
2ヶ月の合計:283,897,564円(約2億8,389万円)
いったい、初期投資額はどれだけ掛かったことかと想像してしまいます。
さらに2018年末までに380億円までマイニング事業への投資額を拡大する計画もあるようです。
マイニング環境は「北欧」が最適?
GMOインターネット株式会社が、北欧へマイニングセンターを配置していることからも分かりますが、マイニングでは、安い電気代の他に、マイニングマシンの「排熱管理」が重要となります。
マイニングを行う環境は、気温の低い北欧が最適でしょう。
プライベートマイニングにおいても、冬の時期はマイニングマシンの排熱によって「暖房要らず」という程です。