仮想通貨暴落は、マウントゴックスの大量売却が原因。

 

マウントゴックスがビットコインを大量売却

 

平成30年3月7日、東京地方裁判所へ提出された報告書によると、マウントゴックスが保有するビットコインとビットコインキャッシュを大量に売却していたことが判明しました。

これまでに、売却された仮想通貨は以下の通りです。

 

ビットコイン:35,841.00701BTC → 382億3138万9537円

ビットコインキャッシュ:34,008.00701BCC → 47億5665万4806円

合計:429億8804万4343円

 

BTCとBCCの売却額を合計すると、約430億円にもなっています。

これだけでも、市場にとっては大きな売り圧力となっていますが、さらにマウントゴックスが保有するBTCとBCCを考えると大変なのは、これからかもしれません。

 

平成30年3月5日時点で、マウントゴックスが保有する仮想通貨は以下の通りです。

 

ビットコイン:166,344.35827254BTC → 約1,663億円(1BTC=100万円として算出)

ビットコインキャッシュ:168,177.35927254BCC → 約184億円(1BCC=11万円として算出)

 

BTCは約1,663億円、BCCは約184億円といった巨額の仮想通貨をマウントゴックスが保有していることは、この規模の売り圧力が潜在的にあることを示しています。

すべてのBTC、BCCを一気に売却することは流動性の点から出来ないと言えますが、価格上昇局面では常に「売り圧力の上蓋」を意識することになります。

 

上記のマウントゴックスの売却報告を受けて、平成30年3月11日時点で、ビットコインは90万円台まで下落。

今後もマウントゴックスの動き次第で、仮想通貨相場が下落する場面も予想されます。

 

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