イーサリアムとは？
通貨単位：Ether
イーサリアム（Ethereum）は、ビットコインに続く時価総額第２位の仮想通貨になります。
ビットコインと同様に非中央集権通貨であり、取引はブロックチェーン上に記録されます。
イーサリアムの特徴としては、「スマートコントラクト（smart contract）」が挙げられます。
スマートコントラクトの説明について次で説明します。
スマートコントラクトとは何か？
イーサリアムの特徴である「スマートコントラクト（smart contract）」とは「契約の自動化」です。
そもそも契約を行う場合は契約者を保証する第三者や契約書が必要となります。
例えば、中古車を購入する場合。
「中古車を欲しい」と思っても、よく知らない人から「中古車を買い取る」ことは信用性がないことから、難しいですよね。
しかし、中古車を中古車販売店が一旦買い取り、その後販売された中古車を購入するのであれば、中古車販売店の保証があるため、安心して購入することが出来ます。
このように、世の中には信頼性・保証の観点から「仲介」という段階が必要になってきます。
そして、この「仲介（保証）」の部分を省略しようと、登場したのが「スマートコントラクト」。
インターネット上で、契約が締結された瞬間にデータが自動的にブロックチェーン上に取引記録を記録していきます。
また、ブロックチェーン上では取引内容が公開されており、その契約における取引を「誰でも、いつでも」確認することができることから取引の透明性が保持されます。
現時点では、スマートコントラクト利用できる仮想通貨は、イーサリアムのみとなります。
イーサリアムは、そもそも「契約情報」を載せるスペースがあらかじめ設けられているのですが、ビットコイン等は「取引情報」を載せるスペースしかありません。
