どうもmilk。です!
今回は、私が投資する際に注目している「時価総額」について記事を書いていきたいと思います。
この「時価総額」という考えが私の投資に与えた影響は大きく、投資資金を3倍にした取引は、この「時価総額」の視点が役に立ちました。
また先日、Twitterを見ていたら、こんなツイートを見つけました。
$XRP 1XRP=64176円。ハッキリ言いますけど絶対にあり得ないですね。
— ハーモニーマン@仮想通貨 (@alisman_nuhaha) February 27, 2018
XRPの時価総額が2534257600000000円。
2534兆2576億円ですね。
金(ゴールド)と米ドルと日本円を全て足してもこんな数字にはなりません。
google社とのパートナーシップでこんな事になる訳がないです。
もう少し考えましょう。 https://t.co/sBUWnisYyj
私もフォローさせて頂いている「アリスマン」さんのツイートです。
投資初心者には「時価総額」の概念がなく、仮想通貨の価格は青天井に上昇していくような夢を見ていますが、実際にそんなことはありません。
自動車企業の時価総額で比較
ここで、自動車企業の株価で比較してみます。
時価総額 | 純利益 | |
トヨタ自動車 | 約22兆3000億円 | 約1兆8000億円 |
日産自動車 | 約4兆6000億円 | 約6600億円 |
(2018.3.29:株価終値基準)
収益力を比較してみれば、トヨタの方が日産より約3倍の純利益を稼いでいることが分かります。
そして、時価総額も約5倍の違いがあります。
ここで注目してもらいたいのは、稼いでいる企業の方が、時価総額が大きくなっているということです。
当たり前の話ですが、稼いでいる企業の方が、配当金を多く出すなど株主に還元できることが多いです。つまり、トヨタの方が企業として価値が高く、投資家たちから資金が集まりやすくなります。
ここで、日産がトヨタよりも時価総額が大きくなるためには、トヨタ以上の収益力を上げていく必要があります。
しかし、これを短期的に実現できるかといえば、難しいでしょう。
ここで、日産へ投資する際は、トヨタに収益力で勝てないので、株価は2倍になる可能性はあっても、6倍になる(トヨタより時価総額が高くなる)ことはないだろうと考えることができます。
この考え方から、投資で出口戦略を立てるときも、ある程度の価格上昇率、株価の天井圏を「時価総額」から考えることができます。
そして、私が行き着いた投資先は、「時価総額が小さく、成長率が高い企業」です。
時価総額10億円の企業が、時価総額30億円になれば、株価は3倍です。
しかし、時価総額2000億円の企業が、同じ20億円の上昇でも時価総額は、2020億円。これは、株価でいえば、たったの1%の上昇でしかないのです。
この観点から、「時価総額が小さい」が私の投資判断の中で、かなり重要な要因となりました。
今回は、私の投資にかんする考え方の話になりましたが、少しでも参考になれば嬉しく思います。