投資では「時価総額」に注目

 

 

どうもmilk。です!

 

今回は、私が投資する際に注目している「時価総額」について記事を書いていきたいと思います。

この「時価総額」という考えが私の投資に与えた影響は大きく、投資資金を3倍にした取引は、この「時価総額」の視点が役に立ちました。

 

また先日、Twitterを見ていたら、こんなツイートを見つけました。

私もフォローさせて頂いている「アリスマン」さんのツイートです。

投資初心者には「時価総額」の概念がなく、仮想通貨の価格は青天井に上昇していくような夢を見ていますが、実際にそんなことはありません。

 

自動車企業の時価総額で比較

ここで、自動車企業の株価で比較してみます。

時価総額 純利益
トヨタ自動車 約22兆3000億円 約1兆8000億円
日産自動車 約4兆6000億円 約6600億円

(2018.3.29:株価終値基準)

収益力を比較してみれば、トヨタの方が日産より約3倍の純利益を稼いでいることが分かります。

そして、時価総額も約5倍の違いがあります。

ここで注目してもらいたいのは、稼いでいる企業の方が、時価総額が大きくなっているということです。

当たり前の話ですが、稼いでいる企業の方が、配当金を多く出すなど株主に還元できることが多いです。つまり、トヨタの方が企業として価値が高く、投資家たちから資金が集まりやすくなります。

 

ここで、日産がトヨタよりも時価総額が大きくなるためには、トヨタ以上の収益力を上げていく必要があります。

しかし、これを短期的に実現できるかといえば、難しいでしょう。

ここで、日産へ投資する際は、トヨタに収益力で勝てないので、株価は2倍になる可能性はあっても、6倍になる(トヨタより時価総額が高くなる)ことはないだろうと考えることができます。

この考え方から、投資で出口戦略を立てるときも、ある程度の価格上昇率、株価の天井圏を「時価総額」から考えることができます。

 

そして、私が行き着いた投資先は、「時価総額が小さく、成長率が高い企業」です。

時価総額10億円の企業が、時価総額30億円になれば、株価は3倍です。

しかし、時価総額2000億円の企業が、同じ20億円の上昇でも時価総額は、2020億円。これは、株価でいえば、たったの1%の上昇でしかないのです。

 

この観点から、「時価総額が小さい」が私の投資判断の中で、かなり重要な要因となりました。

今回は、私の投資にかんする考え方の話になりましたが、少しでも参考になれば嬉しく思います。

 

 

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