兼業投資家の「milk。」です!
スマホゲーム会社のKLab【3656】へ株式投資してみました。
株式投資のトレードを振り返りつつ、「投資タイミング」「利益確定」の理由などを解説しながら記事にしていきます。
この記事では、投資資金100万円でKLab【3656】へ株式投資していきます。
「エントリータイミング」や「利益確定」「損切り」のポイントを振り返りつつ記事を更新していきたいと思います。
KLab【3656】の株式投資を通じて、投資における「勝ち」「負け」の両方を記事にすることで、客観的に相場の振り返りを行い、フィードバックしていきます。
学べること
・投資の「エントリータイミング」「利益確定」「損切り」ポイントの振り返り
・客観的にトレードを見ることができる
・「優位性のあるトレード」を明確にすることができる
では、さっそくKLab【3656】の株式投資を見ていきましょう!!
Contents
KLabの企業概要
事業内容
KLab株式会社は、スマートフォン向けアプリゲームの企画、開発を行っている企業です。
「ラブライブ」や「BLEACH」などの人気ゲームを開発、運営しています。
ゲーム配信は、日本のみならず海外配信も行っており、グローバルにアプリゲームを提供しています。
業績
2019年12月期第2四半期は、売上高148億円、営業利益13億円、純利益8億円となっています。
前年同期比では、営業利益、純利益ともに50%程度の減少となっており、収益性の減少は目立っています。
総資産224億円に対して、現金化しやすい流動資産が117億円もあります。
また、自己資本比率は69.4%と非常に高位であり、財務内容は健全と言えます。
収益性の低下が気になりますが、財務健全性から倒産リスクは気にする必要はないでしょう。
トレード開始(2019.9.3)
今回の企画、最初のエントリーポイントは上図の位置になります。
投資資金100万円に対して、打診買いで約20万円を投入。
エントリー理由は以下の通り。
①1,050円の高値ラインを上にブレイク
②ボリンジャーバンドのミドルラインが上向き方向
③ボリンジャーバンドのミドルラインで反発
④上昇トレンドへ順張り
⑤8月19日以降、出来高増加傾向
エントリーポイント:株価1,092円、株数200株
今後は、株価推移を見つつ「買い増し」を検討していきます。
そして、今後のトレード方針は以下の通りです。
◆損切り:ボリンジャーバンドのミドルラインを下へブレイクしたタイミング(株価1,040円)
◆利益確定:+2σラインタッチ(株価1,190円)
ポジション持ち越し(2019.9.6)
9月5日、6日の2日間でKLabの株価が急騰。
当初予定していた利益確定の目標株価1,190円を超えていますが、まだ利益確定をしていません。
+2σラインにもタッチしていますが、予想以上に上昇圧力が強く、更なる上昇を見込めることから持ち越しをしました。
その他の持ち越し理由は以下の通り。
◆日経平均株価21,000円を回復し、相場全体が上昇基調
◆ブレイクアウトによる株価急騰
2日間の急騰により、週明けは株価調整も予想されます。
一旦、利益確定してから再度入り直すことも視野に入っています。
懸念しているのは、KLabの株価上昇は上昇ピッチが早く、あまり調整せずに上昇してしまう傾向にあることです。せっかくのチャンスを早々に利益確定させてしまうのは、あまりに勿体無い。
慎重に利益確定のタイミングを図りたいと思います。
利益確定(2019.9.9)
2019年9月9日、2日間の株価急騰後、陰線を引いて下落。
一時的な調整も想定通りであり、一時利益確定。
新作ゲーム配信、再エントリー(2019.9.27)
2019年9月26日、ラブライブ新作ゲーム「ラブライブALL STARS」配信開始。
ついにリリースされたラブライブの新作。従来のアプリゲームと同様に音楽ゲームに変わりありませんが、クオリティが上がっている印象です。
ユーザーの課金増加により、売上高の増収が見込めます。
9月29日、23:15時点のセールスランキングは総合ランキング10、ゲームランキング9位とやや軟調ですが、上位に位置しています。
「ドラクエウォーク」に続く、2位維持を期待してましたが、なかなか難しい様子。
9月27日終値時点、同社の時価総額543億円。
ガンホーの時価総額2,344億円、コロプラの時価総額1,913億円、mixiの時価総額1,780億円と大手ゲームアプリ運営会社と比較しても企業規模は小さい。株価の伸び代はあることが分かります。
※2019年9月27日終値ベースの時価総額。
トレードにおいては、本来ミドルラインをブレイクした上図の「エントリーチャンス」でエントリーすべきところでしたが、投資判断が遅れ、新作ゲーム配信日翌日(9月27日)のエントリーとなりました。
平均取得単価1,460円。想定よりも高値でのエントリーとなりましたが、上昇期待は大きいため、このポジションで様子を見たいと思います。
期待の新作ゲームリリースと期待値の高い要因であるため、損切りラインは深めに設定します。平均取得単価1,460円の−15%を損切りラインとして株価1,240円まで株価が下がった場合は、撤退することにします。
正直、マイナス幅は大きいですが、浅く設定してせっかくのチャンスを逃すは勿体無いため、−15%を許容し、大きめのリターンを狙っていきたいと思います。
今回の記事は、ここまで。引き続き、トレード動向は記事を更新していく予定です。
まだ、トレードは始まったばかりですので、今後の展開にどうぞご期待下さい。