約3週間ぶりの「オルトプラスの株価を追え!!」です!
エクストリームの株価が暴騰している一方で…
オルトプラスの株価は、ずいぶんと急落していますね。笑
決算発表も通過しましたので、ここでオルトプラスの決算内容も含めて今後の展開を考えていきたいと思います。
株価の推移
2018年7月30日、31日の2日間で大きく株価を下げているのが分かります。
2018年7月27日 終値:752円
ここから、2日の急落によって…
2018年7月31日 終値:561円
となっています。2日間の下落率は…約25%
191円もの株価下落となります。
ここまでは、【オルトプラスの株価を追え!!〜アークザラッド情報解禁目前〜】の記事で、私の考えを書いています。
情報解禁となった7月30日。
残念ながら、投資家からゲーム内容を評価されず、大きく売り込まれる形となりました。
その後、
2018年8月13日 安値:462円
の底値を付けた、株価は上昇へ向かいました。
8月9日の決算発表も通過し、悪材料出尽くし、空売り組の買い戻しが入り、株価上昇へ転換したと推測できます。
今後の株価は、アークザラッドのセールスランキングの動向、中国配信予定のゲーム進捗によって動いていくので、その点は注視しておく必要があります。
平成30年第3四半期決算の内容
決算内容については、オルトプラスの公式ホームページにて公表されているIR資料、決算説明資料を参考に内容把握をしていきます。
※下の図は、いずれもオルトプラス公式ホームページより引用
売上高では、四半期ベースで過去最高を更新しています。
確かに、前年同期比(2017年第3四半期:7億8,900万円)では…約1.4倍となっています。
しかし、開発コストが先行している状況は変わらず。
営業利益は大幅なマイナス。4億6,500万円の営業損失となっています。
また下の図では、新規投資コストとして、−7億3,400万円が計上されています。
しかし、気になるのは運営中コストが、−3億4,000万円となっているところです。
新規投資コストは、「将来への投資」として捉えることができるので、ポジティブに考えることができます。
しかし、「売上高」に対して「運用中コスト」が上回っている状況が継続するのは、ただ赤字が継続するだけで良い状況と言えない。
新作ゲームによる利益確保が必要なことは明確です。
新作ゲームの状況は?
新作タイトルについては、状況の通り。
「アークザラッド」の配信日は、かなり近いことは分かっています。
しかし、「アークザラッド」は、すでに実態相場へ移行しており、セールスランキングが上位へ入ることができなければ、株主は評価しないでしょう。
今後は、Klab、KADOKAWAと協同開発している「ラピスリライツ」の動向や、中国向けゲームの動向によって好材料が出てくれば、株価の大きな上昇は期待できます。
一番良い形は、「アークザラッド」のセールスが好調であり、「ラピスリライツ」「中国向けゲーム」の好材料が出てくれば、株価はかなり良い形に動いてくれると思います。
現在の決算内容は、決して良くないです。
しかし、「投資は今ではなく、これからへ目を向ける」ことが重要となるので、引き続きオルトプラスの株価を追っていきたいと思います。