オルトプラスの株価を追え!!〜「増資発表」で株価急落!?〜

 

オルトプラスの株価は、急騰からの見事な急落です!笑

下落の理由は、「増資発表」です。

 

今回で、第5弾となる「オルトプラスの株価を追え!!」ですが…

新作ゲーム「アークザラッドR」のセールス動向やオルトプラスの「増資発表」の内容などについて解説していきたいと思います!!

 

オルトプラスの株価推移

 

2018年9月10日(月) 終値:557円

 

 

 

3日連続のS高が続き、株価は上向いて順調に推移していたものの、8月30日(木)の増資発表後から株価は急落。

 

オルトプラス側からの発表は「第三者割当による新株予約権の発行」というもの。

「増資(新株の発行)」の影響については、この後詳しく解説したいと思います。

 

一般的に、「増資」はすでにその会社の株を持っている人にとってはマイナスになるため、株価を下落させる要因になります。

 

せっかく、新作ゲーム「アークザラッドR」のセールスが順調であり、株価の大きな下落は少し残念でしたね。

 

そして、本日9月10日の株価は久しぶりの陽線!!

やっと、底打ちをしたかなといった感じです。

安全策を取るのであれば、仕込むのはもう少し時間を置いてからでも良いかもしれまんせん。

 

そもそも「増資」とは何か!?

 

「増資」とは、企業が株式を発行してお金を集めることです。

いわゆる、「資金調達」の一つです。

 

たとえば、

「新しいゲームを制作したい!」

「新しいゲーム機を作るために工場が必要だ!」

 

となった場合、ゲームの開発費や工場の建設費といったお金が必要になります。

そして、このお金を集める(調達)方法には色々とあります。

 

最も簡単なのは、「①お金を借りる」ことです。

銀行に融資を申し込んだり、社債を発行してお金を借りることで、必要なお金を集めることができます。

 

そして、もう一つは「②出資をしてもらう」ことです。

株式を発行し、その株式を渡す代わりに、お金を受け取ります。

 

今回の「増資」は「②出資してもうら」に該当します。

具体的には、「オルトプラスが新しく株式を発行し、その株式を渡す代わりにお金を受け取る」

というのが、今回の発表内容になります。

 

オルトプラス公式HP

 

株式を発行し、株式を渡す先は「マッコーリー・バンク・リミテッド」「株式会社SBI証券」の2社となります。

そして、この2社がオルトプラスへ出資することになります。

 

そして、増資発表のなかで「集めたお金の使い道」について書かれています。

 

オルトプラス公式HP

 

①〜⑤が「お金の使い道」となります。

特にポジティブに捉えることができるのは、「①新規ネイティブアプリゲームの開発・運営費用」ですね。

やはり、一つでも多く人気ゲームを作ることがスマホゲーム会社としては重要になります。

 

そして、「③新規事業への投資」では、今後どんな事業を展開していくのか期待したい。

⑤についても、「無駄な利息を支払うよりは良い」と思います。

 

 

なぜ、「増資」で株価が下がるのか?

 

なぜ、「増資」で株価は下がるのか?

理由は、「世の中に出ている株式の価値が下がる」からです。

 

「増資」では、新しく株式が発行されます。

そうなると、世の中に出回る「株式」が増えるため、「1株あたりの価値」が下がるといった影響が出てきます。

たとえば、今まで株式が1万株だったのに、1万株増えて、世の中に流通している株式が2万株になると、その株の価値は半分になってしまいますよね。

すでに株式を持っている投資家からすれば、「株式の価値が下がってしまう。今のうちに売ってしまえ!」となるわけです。

 

これが、「増資」が株価を下げると言われるロジックです。

 

私自身は、「増資」が悪だとは思っていません。

企業が成長する過程で、「お金が必要」になる場面は必ずあります。

 

「増資」の良いところは、銀行融資や社債と違って「受け取ったお金を返す必要がない」ということです!

 

企業は、お金を出資者に返す必要がない分、企業価値を上昇させることが命題となります。

 

出資者は、企業価値が上がり、株価が高くなったところで株式を売却して、利益を得ることが目的です。将来性に期待できない企業へ出資はしないと考えられるので、出資者が「将来性がある」と判断したことが分かります。

 

出資者もボランティアではなく、ビジネスとして出資をするので、そのあたりはシビアだと思います。

 

出資者が「将来性がある」と判断した企業へ投資することは、良いと思いませんか?

 

私は、大手企業が出資を判断するほどの「将来性」がその企業にはあると考えているので、「増資」で株価が下がったタイミングでの投資は賛成です。むしろ、「将来性のある企業の株式を安く買えるなんて美味しい」とさえ思います。

 

ただ、「増資によって集めたお金で何をするか?」には注目する必要があります。

 

「何をするか?」これが、ポジティブな内容であり、企業を成長させるものであれば、長い目で投資できると思います。

 

「アークザラッドR」の売れ行きは?

 

新作ゲーム「アークザラッドR」が配信されてから、約2週間が経過しました。

 

さて、現在のセールス状況はどうでしょうか!?

 

 

【2018年9月10日 22:00時点】 57位

 

 

 

正直、配信から2週間も経過したので、もう少しセールスランキングは下がっていると思っていましたが、50位台で残っていますね。

イベント開催やガチャ内容更新によって、どれだけ順位が伸びてくるのかが気になります。

 

CMをバンバン出していた「グランブルーファンタジー」と順位があまり変わらないと考えれば、十分かもしれません。

 

「アークザラッドR」の人気継続に期待しつつ、中国配信予定の新作ゲーム発表を待ちたいと思います。

少し前に投資家たちは、エクストリームの中国配信成功で夢を見ましたから、オルトプラスにも期待したいと思います。

 

 

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