「ドラクエウォーク」を配信しているコロプラ【3668】の売上高は!?株価チャート、決算内容から徹底分析!!

 

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スマホゲーム会社のコロプラ【3668】への株式投資はどうか?

「ドラゴンクエストウォーク」の売れ行きは?

財務内容や株式チャートから投資を考えていきたいと思います。

 

この記事では、コロプラ【3668】への株式投資はどうかなのか考察していきます。

コロプラ【3668】の財務内容や株式チャート、新作ゲームの動向を見ながら投資判断の参考となる情報を掲載していきます。

 

学べること

・コロプラ【3668】の財務内容

・株式チャートによる投資判断

・株価がどれくらいのタイミングで投資すべきなのか?今後はどうなるのか?

 

では、さっそくコロプラ【3668】への株式投資を考えていきましょう!!

 

 

財務内容

 

((株)コロプラHP:IR情報)

 

2018年9月期、売上高457億7,600万円、経常利益60億9,700万円と直近の通年決算では黒字計上です。

2013年9月期からのスマホゲーム流行に乗り、売上高は右肩上がりに上昇してきました。しかし、2016年9月期以降、売上高、利益率ともに減少傾向になっています。

「白猫シリーズ」「黒猫のウィズ」などの人気作を配信し、売上高を大きく伸ばしてきた同社ですが、流行の一巡、スマホゲーム業界の競争激化により売上、収益力が減少したのがよく分かります。

 

一方で、企業の安定性を図る財務内容は、抜群の健全性を誇っています。

流動負債、固定負債を合わせた負債総額59億4,900万円に対し、現金化しやすい流動資産650億1800万円を保有しており、自己資本比率は91.9%となっており、経営破綻の可能性は低くなっています。

金融機関借入が少ないため、返済負担が小さく、当面の資金繰りに問題がありません。もし、同社の倒産可能性が出てくるとすれば、赤字決算が続くような状況になることです。

現時点では、経常利益を確保しており、決算は黒字であり、自己資本比率等を見ても財務内容の健全性が高いことが分かります。

 

つまり、当社の課題は「収益力の改善」です。既存のゲームタイトルの収益力減少と新作の人気ゲームを開発できず、収益力が落ちているのです。

ここで、「ドラゴンクエストウォーク」がヒットするかどうかが、同社の課題である「収益力の改善」を解決する道筋となります。

 

株価チャート

 

 

2019年9月27日、同社の株価は急騰。

9月12日に配信開始した「ドラゴンクエストウォーク」の売れ行きが好調であり、セールスランキングでは1位を維持。

今期の決算では、増収増益が期待されるため、多くの投資家が買いに入りました。

株価は、同ゲームの配信前と比べて2倍以上になっており、新規に買いで入るのは心理的に抵抗がある。

確かに、このまま同ゲームの人気が継続すれば同社としては、大きな収益改善が見込める。

セールスランキングの1位とは、それほどに意味があります。

 

 

2019年10月1日、株価1,930円の高値を付けた後は、調整局面に入ります。

しかし、株価急騰に対して大きく崩れることはなく、株価1,500円辺りで下げ止まる動きとなっています。

「ドラゴンクエストウォーク」は配信から1ヶ月近くが経過しようしていますが、依然としてセールスランキングは上位をキープ。1位を他タイトルへ譲るタイミングはありますが、1位、2位辺りに定着しています。

この1ヶ月近くのセールスランキングの動向からも、同ゲームの人気を伺うことができます。

 

株式投資のタイミングは?

 

 

株価チャートのところでも触れましたが、株価はすでに高値1,930円を付けて以降、下落傾向となっています。

株価の天井を1,930円と見ている人は、ここから投資姿勢として「買い」で入るべきではありません。買い一巡により、株価は下落トレンドになると予想されるからです。

一方で、1,930円以上になると見ている人は、下値になっている株価1,500円辺りで拾うことが望ましいでしょう。ただし、今後下落トレンドが継続するとすれば、事前にロスカットラインを設定し、株価下落に備えておく必要があります。

私自身の見解は「買い」です。理由は、「ドラゴンクエストウォーク」のセールスランキングが好調であり、大ヒット作になりつつあるからです。

売上高がどこまで伸びるのか予想も出来ませんが、同ゲームのセールスランキングが上位(3位以内)に位置している間は買い姿勢で良いと考えています。

ゲーム株はどこまで上がるのか予想が付かないため、明確に下落に転じるまでは、買い姿勢で良いと考えています。私自身は、ボリンジャーバンドのミドルラインを下回ったところで撤退と考えているため、同ラインよりも株価が上に位置している間は保有継続姿勢で良いと考えています。

久しぶりのヒット作が出てきたので、この相場を楽しんで欲しいと思います。

 

 

 

 

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