集中投資愛好家のmik。です!!
投資の世界でよく言われるのが、この2つ。
” 分散投資 ”
” 集中投資 ”
どちらが良いのか!? 解説していきます!!
集中投資とは?
” 集中投資 ”
とは、” 1点賭け ”みたいなものです。
「これだ!!」という企業の株式へ、投資資金を集中させて投資をしていくスタイルです。
集中投資は、株価の上昇時は” 大きく儲ける ” ことができます。
しかし、その一方で、株価の下落時は ” 大きく損をする ” ことになります。
集中投資は、そのハイリスク・ハイリターンな性質から ” 攻めの投資 ” になります。
私は、少額で投資するのであれば、この ” 集中投資 ” をオススメしています。
分散投資とは?
” 分散投資 ”
とは、そのままの意味で、「資金を分散させて投資」をすることです。
投資の世界では
「1つのカゴに卵を盛るな。」
という言葉があります。
これは、1つのカゴに卵を入れおき、誤ってそのカゴを落としてしまったら、全ての卵が割れてダメになってしまうからです。
カゴを3つ、4つと分けて卵を入れておけば、1つのカゴを落としても、大丈夫という発想からきています。
また、日本の分散投資で、よく聞くのは…
① 不動産:30%
② 株式:30%
③ 貯金(安全資産):40%
こんなバランスで資産を分散して運用していくのが良いと言われますよね。
では、さらに株式投資における ” 分散投資 ” について見てみましょう!!
例えば…
手元に100万円があるとします。
この100万円を使って、株式投資で分散投資をしようと考えます。
① トヨタ:30万円
② ソフトバンク:30万円
③ 任天堂:20万円
④ セブンイレブン:20万円
合計投資額:100万円
こんな感じでどうでしょうか!?
みなさんが知っている企業の株式へ分散投資したので、安心感がありますよね!!
でもね。
これじゃ、資産は大きく増えない!!
たとえば、ソフトバンクが新型のロボットを発表して株価が1.5倍になったとします。
30万円 × 1.5倍 = 45万円
となります。
①〜④の合計投資額は、115万円 となります。
全体でみると15万円しか増えていません!(100万円 → 115万円)
では、ソフトバンクへ100万円を全額投資してみたらどうでしょうか!?
100万円 × 1.5倍 = 150万円
なんと、同じ100万円でも1銘柄へ集中投資した場合は、50万円も増えました!(100万円 → 150万円)
これなら、「集中投資の方が良いじゃないか!!」と思いますよね。
でもね。
分散投資は、” 株価が下がった時 ” に本領を発揮します!
先ほどのソフトバンクの株価が半分になった場合を考えてみましょう。
①〜④ の合計投資額 = 85万円
集中投資では、50万円しか手元に残りませんが、
分散投資にしていれば…85万円が残ることになります。
つまり、 分散投資は ” 守りの投資 ” なのです!
資産を守りたい人には、オススメの投資スタイルです。
” 守りの投資 ” と ” 攻めの投資 ”
しかしですよ。
100万円の投資で、” 守りの姿勢 ” になってどうするんですか?
はっきり言って、意味がない!!
本来的、分散投資やポートフォリオ戦略といった ” 分散 ” による運用は、
資産が数億円、数十億円ある人たちに向けた投資スタイルです!
投資額の規模が大きいため、株価の下落による損失額が大きくなるため、分散によって ” 資産を守りつつ運用 ” することが必要になります。
時には、1,000万円、1億円なんて損失が出るんですから、分散投資も必要になりますよね。
しかし、手元に100万円しかないのに、そんな ” 守りの投資 ” をしてもしょうがない。
損失を出しても、どれだけ損失が出たとしても… 100万円が0になるだけです。
100万円の投資で、1,000万円や1億円を損することはありません。(※ 信用取引、先物取引やレバレッジは考慮せず)
それならば、” 攻めの投資 ” によって、資産1,000万円、1億円を目指す方が良いに決まっています。
” 守りの投資 ” と ” 攻めの投資 ” には、それぞれに合った投資規模があります。
私は、だいたい投資額が1億円を超えてくる辺りから、” 守りの投資 ” へ切り替えていく必要があると考えています。
そして、1億円以下は、” 攻めの投資 ” でリスクを取ってでもリターンを狙っていい。
” 攻めの投資 ” のススメ。
ここまでは、一般的な ” 集中投資 ” と ” 集中投資 ” について書いてきましたが、
私が実際に株式投資を通じて、考えたことを書いていきたいと思います。
「もしも、投資に使える資金が100万円しかないなら。」
オススメは、新興企業の株式への集中投資です。
私自身も、ずっとこれです!!
” トヨタ ” や ” セブンイレブン ” といった大企業の株式は、2倍や3倍、10倍といった大きな株価上昇は期待できません。
なぜなら、すでに株式の価値が上がってしまっているからです。
大きく上昇しても、20%、30%くらいです。
大企業の株式では、数倍の株価上昇を期待できない理由については、” 時価総額 ” というキーワードが出てきますが、ここでは省略させていただきます。
” 新興企業の株式 ”
といってもどれへ投資していいか分からない!!
という人は…
” ジャスダック市場 ”
” マザーズ市場 ”
この2つに上場している企業から選ぶことをオススメします。
この2つの市場に上場している企業が、いわゆる新興企業というわる部類になります。
まだ、企業規模が小さく、今後の成長が期待させる企業となります。
キーワードは… ” 時価総額が小さい企業 ” ということです!
株式投資は、” 時価総額 ” と ” 将来性 ” が重要です!
集中投資では ” 時間分散 ” を使え
最初の方で、「集中投資はハイリスク・ハイリターン」と説明しました。
しかし、この「リスク」を小さく、抑えることができます!
よく言われる、” 損切り ” もその一つです。
あらかじめ、損失を限定させてしまえば、大きな損失を出すことはありません。
そして、私がよく使うのが、” 時間分散 ” です!!
「これだ!!」という企業の株式に投資する際に、全額をすぐに投資してはいけまんせん。
「何回にも分けて投資する」
これが、時間分散です。
たとえば、投資額が100万円であれば…
5回に分けて投資すれば、1回あたりの投資額は20万円。
20万円 × 5回 = 100万円
もっと慎重にやるならば、10回に分ける。
10万円 × 10回 = 100万円
このように、投資するタイミングをズラしていくこと、取得する株価は平均化していき、株価の下落リスクを小さくすることができます。
いわゆる、” ドル・コスト平均法 ” みたいなものです。
投資では、リスクを管理することで…
ハイリスク・ハイリターン → ローリスク・ハイリターン
とすることができます!!
だからこそ、投資戦略は重要になります。
どうやって、リスクを小さくするのか?
自分にあったリスク管理は何か?
ここを突き詰めていくことが大切です。
是非とも、” 投資姿勢とリスク管理 ” をよく考えてみてください。