「AppBank」株価急騰。

B!

 

どうも、milk。です!

先日、株価が急騰した「AppBank」について要因を紐解いていきたいと思います。

実は、私「AppBank」の株を保有していたんですが、あまりの減収減益に耐えかねて、3月中旬に手放していました。

(損切りでございます。笑)

そこで、先日の急騰です。よくある話ですが、「売った後の株価上昇」というやつです。

しかも、手放した価格の2倍以上になっていますね。

私自身は利益を出せていませんが、今後の復活に期待している企業でもあるので、現在の状況と今後の展開を含めて当記事にて書いていきたいと思います。

 

「AppBank」のビジネスモデル

 

「AppBank」といえば、YouTuberの「マックスむらい」さんが有名ですね。

数年前は、「パズドラ」の攻略動画でよく見かけました。

もちろん、現在も「パズドラ」や「モンスト」といったアプリゲームの攻略、実況動画を配信していますが、以前に比べると企画物の動画の割合が多くなっています。

 

この動画配信の広告収入による「メディア事業」が、収入の大きな柱の一つ。

そして、もう一つは「ストア事業」です。

スマートフォンの周辺機器をメインとした販売店「AppBank Store」の展開による小売事業です。

最近では、スマホアプリゲームの開発、配信も行っており、麻雀ゲームの「麻雀ツモツモ」や、2018年6月にリリース予定の「POKER×POKER」があります。

 

現在の業況

 

2018年5月11日に発表された第1四半期の内容は「減収赤字縮小」です。

 

【2018年12月期 第1四半期決算】

売上高:約3億4,400万円(前年同期比26.6%減)

営業損失:約9,100万円 (前年同期は営業損失:約1億円)、

四半期純損失:7,500万円 (前年同期は四半期純損失:約1億円)

 

(引用:2018年12月第1四半期決算説明資料)

 

元役員の不祥事から依然として業況は良くないといえます。

売上が約26%も落ち込んでいるのは、さすがにきついと言えますが、「ストア事業」の店舗閉鎖に伴い売上減少は、避けようがない。

ただし、不採算の店舗閉鎖により採算性の向上していることもあり、店舗閉鎖の判断は正しかったといえます。

 

「メディア事業」では、「マックスむらい」のチャンネル登録者数が約150万人であり、最近では少しずつ再生回数も回復してきていると思います。

会社の信用回復に伴い、企業案件が増えていけば、十分に収益性の改善が見込めそうです。

ただ、収益の推移だけを見ると、なかなか投資先としては難しそうです。

ここで、投資をする場合は、今後の事業展開をある程度予測し、期待感を持てなければ難しいです。

 

株価の急騰要因は?

 

 

株価は、5月1日、2日と株価の上昇が始まっています。

これは、新作アプリの「POKER×POKER」の配信発表による上昇といえます。

また、5月7日〜10日までは決算発表日前ということで、決算期待での上昇だったのでしょう。

決算発表後の5月11日以降は見事に下落しています。

決算内容は、新作アプリの配信決定以外は、特にポジティブな内容はなかったので、素直に市場で売られましたね。

 

私自身は、「AppBank」には頑張ってもらいたいと思っていますので、今後の業績回復に向けて期待しています。

株はまた、安くなった時にでも拾いにいきます。

 

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